冷蔵倉庫に入ると、そこは南極の世界

私は冷凍輸入品を取り扱う仕事の関係で、月に1,3度取引先の冷凍倉庫 千葉に立ち寄ります。コンピューターとにらめっこばかりの毎日の中で、冷蔵倉庫に立ち寄るのは、中で過酷な仕事をしている方には、申し訳ないのですが、すごく楽しみです。まるで、居ながらにして南極や北極にいるような感覚に陥ってしまいます。日本は資源のない国なので、食糧を外国からの輸入に頼っています。中には穀類のような日持ちのする食糧もありますが、肉類や魚介類は低温保管しなければすぐに品質が悪くなり、売り物にならなくなります。冷蔵倉庫は、国民の食糧を守るという大変重要な役割を果たしています。

私の出入りする冷蔵倉庫 千葉は、中に冷凍倉庫があって、マイナス30度の世界が待っています。それだけでもすごいのに、さらにその中にマイナス60度の超低温冷蔵庫があります。一度だけ入らせてもらったことがあります。

照明が割れてしまうということで、倉庫内の照明はなく、ブルドーザーのライトで冷凍マグロの荷捌きをしていました。霜取りの影響か、倉庫内は氷雪の塊で、その中を運転席が区画されたブルドーザーで、荷捌きする姿は、まるで南極探検隊のような世界でした。ちょっとだけとワイシャツ1枚で、倉庫内に入ってみました。息を吐くだけで、ゴジラのように白い息が数メートルに渡って、続きました。危ないからすぐに戻れと怒鳴られました。血液が凍って血栓となるからだそうです。

冷凍倉庫の作業は、本当に過酷ですが、作業している人たちは、自分たちが日本の食糧を守っているという誇りと責任感を持っていて、自信に満ち溢れています。私は、そんな彼らの姿を頼もしいと魅力を感じます。

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